タカハシ マサコ  
髙橋 方子

  • 所属   東京家政大学  健康科学部 看護学科
  • 職種   教授
言語種別 日本語
発表タイトル 緩和ケア認定看護師を対象としたデルファイ法による日本版バリューズヒストリーの開発
会議名 42回日本看護科学学会学術集会講演集
学会区分 全国規模の学会
発表者・共同発表者高橋方子、菅谷しづ子、鈴木康宏、布施淳子、竹本由香里、高橋和子
発表年月日 2023/12
開催地
(都市, 国名)
下関
学会抄録 日本看護科学学会学術集会講演集 43回,758-759 2023
概要 (査読付)
【目的】本研究はわが国の事情に即した日本版VHを開発することを目的とした。【方法】デルファイ法による量的記述的研究とし、郵送法による3回の質問紙調査を実施した。対象者は2022年度の日本看護協会HPに氏名と所属施設が公開されていた緩和ケア認定看護師1985人のうち、研究参加の同意が得られた425人だった。【倫理的配慮】本研究は筆者が所属する機関の研究倫理審査委員会の承認(R04-10)を得て実施した。【結果】日本版VHとして選出された項目は「病状の悪化が役割や能力に与える影響」276人(98.9%)などの35項目だった。【考察】「健康上の問題に対する医師からの説明内容」などわが国の先行研究から抽出した項目が選択された。これについては治療の選択肢の多様化や医師からの説明内容を共有する家族のいない独居高齢者の増加などわが国の社会情勢が影響していると推察された。本研究は科学研究費助成金(基盤研究C22K10798)の助成を受けた。
(本人担当部分:研究計画、実施、発表)
医中誌Web
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