イガラシ ユリ  igarashi yuri
五十嵐 友里

  • 所属   東京家政大学  人文学部 心理カウンセリング学科
  •     東京家政大学大学院  人間生活学総合研究科 臨床心理学専攻
  • 職種   講師
言語種別 日本語
発表タイトル PEPの間接的操作が社会不安に与える影響 : 現実的な自己イメージの知覚によるPEPの操作
会議名 第1回不安障害学会学術大会
学会区分 全国規模の学会
発表形式 口頭
講演区分 一般
発表者・共同発表者五十嵐友里,嶋田洋徳
発表年月日 2009/03
開催地
(都市, 国名)
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学会抄録 252-253 
概要 社交不安の認知モデルで不安の維持に機能しているpost event processing(PEP)は社会不安場面の回顧的段階であり,不安感情やネガティブな自己知覚が特に顕著であることが前段階の検討で示された。したがって,ビデオフィードバック(VF)を用いて現実的な自己イメージを知覚するという間接的な方法でPEPを操作し,社会不安の低減に影響を与えるかどうかについて検討を行った。その結果,VFの実施をしない群に比して,VFを実施した群ではPRPの活性化が軽減し,社会不安の得点が減少した。現実的な自己イメージの提示としてのVFはPEPを操作し,社会不安の低減に有効であることが示唆された。
担 当:研究計画の立案,データの収集,解析,成果の発表にあたって中心的な役割を果たした。