タキタ ユウカ  takita yuuka
瀧田 結香

  • 所属   東京家政大学  健康科学部 看護学科
  • 職種   講師
言語種別 日本語
発表タイトル 肺動脈性肺高血圧症患者の身体活動における日常生活の再構築プロセス
会議名 第10回日本循環器看護学会学術集会
学会区分 全国規模の学会
発表形式 口頭
講演区分 一般
発表者・共同発表者瀧田結香、中島恵美子
発表年月日 2013/09
開催地
(都市, 国名)
東京, 日本
概要 PAH患者21名に対し半構成的面接を行い、質的帰納的に分析して、身体活動における日常生活の再構築プロセスを明らかにした。分析の結果、247コードから67サブカテゴリーが抽出され、21カテゴリーが導き出された。対象者は“苦しさの中で生活を続行”する中で突然PAHの診断を受け、“ADLのやむなき縮小”、“社会的役割の喪失”を体験し、“生活の見通しのたたなさ”や“受け止めきれない思い”を抱いていた。その後、“気持ちの支えとなる存在”によって“前進への決意”をし、“動作の工夫”や“家事活動の編みなおし”を行うことで生活を再構築していた。治療が開始されると“症状消失による錯覚”や“家族内役割の変化”によって“活動範囲の拡大”がみられる場合と “安静に対する思いこみ”“動くことへの恐怖感”“治療による副作用の増強”によって“活動の限局化”がみられる場合に2極化していた。最終的に “コントロール方法の確立”へ進む過程を辿り、病状の安定とともに“現状維持が目標”となっていたが“運動への一歩が踏み出させずにいる”段階の者もみられた。本研究の結果より、同病者と触れ合う場の提供や医療者の精神的サポート、活動に関する理解状況の確認や過活動・安静過多予防のための具体的な身体活動方法の指導といった看護支援と、運動を生活へ取り込むための医師・理学療法士との協働の必要性が示唆された。(優秀演題受賞)