カトウ ユミコ  kato yumiko
加藤 由美子

  • 所属   東京家政大学  家政学部 栄養学科
  •     東京家政大学短期大学部  短期大学部 栄養科
  • 職種   教授
言語種別 日本語
発表タイトル 短期大学入学直後の生活・学習に対する認知からみた食の知識・技術の現状
会議名 日本給食経営学会第13回年会
学会区分 全国規模の学会
発表形式 ポスター掲示
発表者・共同発表者◎加藤 由美子,角南 祐子
発表年月日 2017/11
開催地
(都市, 国名)
藤女子大
概要 前年同様、入学直後の短期大学の学生を対象に、自己達成の認知が高い学生は、食事・生活に対することについても、評価が高いのではないかという仮説をもとに、調査を実施した。 平成27年及び28年4月にT短期大学栄養士専攻1年次学生に1.「食の知識と技術」(21項目)、2.「食を通した家庭の環境」(6項目)、3.「学生生活の期待・不安」(23項目)、4.「自己達成の認知」(15項目)について、質問紙調査を行った。1・2・4は5段階、3は4段階の評価とし、得点の高いものを良好とした。                           各々得点の違いにより3群(高中低群)に分けて比較したところ、4.「自己達成の認知」は、その他3つと相関がみられた。                また、「自己達成の認知」は、1.食に関する知識・技術の低群と中・高群間に、2.食を通した家庭の過ごし方の低群と高群と、4.学生生活の期待・不安の低群と中・高群とに有意な差がみられた。入学直後の「自己達成の認知」は、他の3つの項目との関連があり、特に、能力に自信がある「自己達成の認知」について高得点群は、他群に比べて、3つの項目いずれにおいても、有意差が見られた。この達成感を感じられる今後の授業展開が大切であると思われる。