アダチ ユウコ  adachi yuko
安達 祐子

  • 所属   東京家政大学  健康科学部 看護学科
  • 職種   教授
言語種別 日本語
発表タイトル 緩和ケアにおける看護師の実践知その2ー患者の尊厳を守り、生前の意思を貫くことをチームで支えた看護実践の特徴ー
会議名 第17回日本緩和医療学会
発表者・共同発表者樋口佳栄, 守田美奈子, 吉田みつ子, 安達祐子 他7名
発表年月日 2012/06
開催地
(都市, 国名)
広島
概要 非がん患者の終末期において、緩和ケアがチーム医療として成立するための看護実践の特徴を明らかにするため、3年以上の臨床経験のある看護師1名のインタビュー内容を解釈学的方法で分析した。患者の尊厳を守り、生前の意思を貫くことをチームで支えるためには、いつから終末期と見なすのかという認識をチーム内で共有することがポイントとなっていた。チーム内での認識の共有には、病態的なエビデンスや医療者個々の価値観が影響していた。チーム内で認識が共有された後は、患者への方向性が定まり、患者の意志を成し遂げることが重要との価値観が形成され、をれをチーム内で共有したことによって、患者の意志が尊重されたケアが遂行された。